納棺について
納棺とは、通夜の前までに故人様のご遺体を清め、あの世への旅立ちに向け支度を行うことです。
その際、副葬品と呼ばれる、故人が生前大切にしていた物や、好きな物を、死後の世界へ持っていけるよう一緒に収めるのが一般的です。
また、ご遺族が故人様とお別れをする大切な時間でもありますので、故人様とご遺族のための儀式と言えるでしょう。
そのため、参加するのも親族のみで、友人や仕事関係者は基本立ち会いません。
全体的な流れとしては、ご遺体を霊柩車でご自宅や斎場に安置したのち、納棺を行い、通夜の儀式、告別式、火葬となります。
副葬品について
副葬品は基本的には燃えやすい物を入れます。
自治体によって入れられない物にも差がありますので、入れていいか分からない物は、葬儀社のスタッフに確認しておきましょう。
ペースメーカー、書籍、大きなぬいぐるみは酸素が不足し、逆に燃えにくくなる可能性があるため確認が必要です。
入れて良い物
お菓子は缶や瓶、プラスチックなどの容器に入っている場合は取り出す必要があります。
【例】
花/手紙/愛用品/お洋服/お菓子
入れてはいけない物
缶やガラス製品、革製品、ゴム製品、プラスチック製品が入れてはいけない物に該当します。
また、生きている人が映っている写真は縁起が悪いので入れられません。
【例】
眼鏡/携帯電話/乾電池/釣り竿/総入れ歯/ライター/杖/CD/お金/ゴルフクラブ/生きた人が映っている写真/果物類
メイクと処置について
弊社では、専門のスタッフが故人様のお顔、全身を可能な限り生前のお姿に近づけられるよう、真心を込めて施術いたします。
例として施術前と施術後をイラストでご紹介いたします。